Shopify MCP Server

Shopify MCP Server

Shopify MCP Serverは、AIアプリケーションとさまざまなShopify APIとの統合を容易にするために設計されたModel Context Protocolの実装です。これにより、標準化されたAIツールを通じて、Shopify開発リソースやドキュメントの自動化、クエリ、利用が簡単になります。

Author: Shopify


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Shopify MCP Serverとは?

Shopify MCP Serverは、軽量のサーバーで、言語モデルを活用したアプリケーションに対してツールとプロンプトのセットを提供します。これにより、Shopifyの開発APIやドキュメントに直接アクセスできます。このサーバーを実行することで、AIエージェントは、ドキュメントの検索やGraphQL APIスキーマの探索、オンボーディング情報の取得などの主要なShopifyプラットフォーム機能へシームレスにアクセスできます。

設定方法

Shopify MCP Serverをセットアップするには、Node.jsとnpxをインストールする必要があります。以下のコマンドでサーバーを起動します:

npx -y @shopify/dev-mcp@latest

CursorやClaude DesktopのようなAIアプリケーションと統合するには、以下の設定を追加します:

{
  "mcpServers": {
    "shopify-dev-mcp": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@shopify/dev-mcp@latest"]
    }
  }
}

Windowsの場合は、以下のようにします:

{
  "mcpServers": {
    "shopify-dev-mcp": {
      "command": "cmd",
      "args": ["/k", "npx", "-y", "@shopify/dev-mcp@latest"]
    }
  }
}

テレメトリを無効にするには、OPT_OUT_INSTRUMENTATION環境変数を設定します:

{
  "mcpServers": {
    "shopify-dev-mcp": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@shopify/dev-mcp@latest"],
      "env": {
        "OPT_OUT_INSTRUMENTATION": "true"
      }
    }
  }
}

実験的なPolaris Web Componentsドキュメントのためには、次のようにします:

{
  "mcpServers": {
    "shopify-dev-mcp": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@shopify/dev-mcp@latest"],
      "env": {
        "POLARIS_UNIFIED": "true"
      }
    }
  }
}

使用方法

  1. 適切なnpxコマンドまたは設定したMCP統合を使用してShopify MCP Serverを起動します。
  2. LLMアプリケーション(例えばCursorやClaude Desktop)をサーバーに接続し、Shopify APIツールとドキュメントに直接アクセスできるようにします。
  3. AIアプリケーションのUIを通じて、利用可能なツールやプロンプトを発見し、開発者ドキュメントの検索や管理GraphQLスキーマの探索、ドキュメントの取得などの機能を呼び出します。
  4. 必要に応じて、環境変数を使ってPolarisドキュメントなどの追加機能を有効または無効にすることができます。

主要機能

  • 標準化されたプロトコルを介してAIアプリとShopify APIやリソースを接続
  • ドキュメントの検索、取得、GraphQLスキーマへのアクセス用のツールを提供
  • 安全でローカルなホスティング、柔軟な環境変数の設定
  • 基本的および高度な開発者オンボーディングワークフローをサポート
  • MCPを介して拡張可能で、さまざまなAI/LLMクライアントと互換性あり
  • Polaris Web Componentsドキュメントのオプションサポート(実験的)

使用例

  • Shopify APIや使用方法に関する開発者の質問に迅速に回答
  • 管理GraphQL APIのクエリやミューテーションを対話的に作成、検査、デバッグ
  • 開発者ツールやチャットボット向けに最新のドキュメントを自動的に取得し、表示
  • 新しい開発者がリファレンス資料やAPIガイドに直接、AI支援でアクセスできるようにオンボード
  • LLMを使用してエージェントワークフローやIDE拡張にShopifyバックエンドの機能を統合

よくある質問

Q1: Shopify MCP ServerをCursorやClaude Desktop以外のAIツールで使用できますか?
A1: はい。お使いのアプリケーションがMCPプロトコルをサポートしている限り、Shopify MCP Serverに接続できます。

Q2: サーバーにはどのような権限が必要ですか?
A2: サーバーは、ShopifyのAPIと通信するためのネットワークアクセスと、統合するローカルリソースの読み取りアクセスが必要です。カスタムコードが追加されない限り、追加の特権は必要ありません。

Q3: 最新版に更新するにはどうすればよいですか?
A3: "@latest"を指定してnpxコマンドを再実行することで、常に最新のパッケージを取得できます。

Q4: 私のデータはShopifyや第三者に送信されますか?
A4: サーバーはデフォルトで内部改善のために限定的な計測を行いますが、OPT_OUT_INSTRUMENTATION環境変数でテレメトリを全て無効にできます。

Q5: 自分のカスタムツールやプロンプトを追加するにはどうすればよいですか?
A5: MCP SDKを使用してソースをクローンして変更し、カスタムビルドをMCPサーバーとして実行することができます。ビルド手順については開発セクションをご覧ください。